【もう迷わない!】Wi−Fiルーター(無線LAN)の価格帯別の選び方とおすすめ機種3選
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「どのWi-Fiルーターを買えば良いのか分からない」、「ルーターの設定が難しい」と感じたことはありませんか?
売り場に行っても種類が多く、価格も3,000円程度から1万円を超える機種まであり、どれを買えば良いのか分かりづらいですよね。
そこでこの記事では、Wi-Fiルーターの選び方を価格帯別に整理して、おすすめの機種を3つ紹介します。
どのルーターも設定が簡単で、初めての方でも無理なくWi-Fi環境を作ることができます。
この記事が、Wi-Fiルーターの選び方に悩まれている方の参考になれば幸いです。
基本的な知識
通信規格と速度
"Wi-Fi"とは、無線規格の名称であり、大きく分けて次のような通信規格と速度があります。
- IEEE802.11g(54Mbps)
- IEEE802.11n(65Mbps - 600Mbps)
- IEEE802.11ac(292.5Mbps - 6.9Gbps)
たとえば、私が利用しているI-O DATAのルーターのパッケージを見ると次のような記載がされています。
大きく「11ac」「867」と書いてあり、 IEEE802.11acの規格に対応しており、速度は867 Mbpsであることが分かります。
最近の機種はほとんど11ac対応ですが、念のため確認しておきましょう。
電波帯域(2.4 GHzと5 GHzの違い)
もう一つ抑えておきたいのが、電波帯域の違いです。
2.4 GHzと5 GHzの2つがあり、それぞれ次のような特徴があります。
2.4 GHzのメリット
- 壁や床などの障害物に強く、電波が遠くまで届きやすい
- ほとんどのWi-Fi端末が対応している
2.4 GHzのデメリット
- 数々の製品で使用されている無線帯域なので、混雑や不安定 になりやすい
5 GHzのメリット
- ルーター以外で使用されない帯域なので、非常に繋がりやすく安定している
- 2.4GHzより高速な通信が可能
5 GHzのデメリット
- 2.4GHzと比較して壁や床などの障害物に弱いため、通信距離が長くなると電波が弱くなる
2.4 GHzも5 GHzも一長一短あるので、両方に対応した製品を選ぶのが良いでしょう。
ビームフォーミング
ビームフォーミング機能は、iPhoneなどのWi-Fiを高速化する機能です。
iPhoneなどの対応機器の位置や動きを察知し、電波を受信するiPhoneを狙って、最適な電波の束(ビーム)を形成する技術です。
3階建てなどの一戸建てで、電波の弱さが心配される方は、ビームフォーミング機能つきのWi-Fiルーターを選びましょう。
5,000円以上の多くのルーターが対応しています。
価格帯別おすすめWi-Fiルーター
3,000円代のおすすめ
3,000円代のおすすめは、BuffaloのWSR-300HP/N。
高速の規格「11ac」には対応していないものの、300 Mbpsまで対応しており、通常のインターネット利用では問題なく、快適な速度です。
値段も安価で設定も非常に簡単ですので、はじめての無線化におすすめです。
おすすめのポイント
- 値段がとにかく安い
- 300 Mbpsで通常の利用では問題ない速度
- 設定が非常に簡単
5,000円代のおすすめ
5,000円代のおすすめは、BuffaloのWHR-1166DHP3。
高速の通信規格「11ac」に対応し、スマートフォンでの利用を高速化する「ビームフォーミング機能」も搭載しています。
また、Amazonプライム会員なら、Amazonで5,000円を切る価格で購入できるので、イチオシの製品です。
高速の無線環境をお手頃な値段で構築したい人におすすめの商品です。
おすすめのポイント
- 高速通信規格「11ac」に対応
- スマートフォンを高速化するビームフォーミング機能搭載
- 5,000円を切る高コストパフォーマンス
1万円台のおすすめ
1万円台のおすすめは、NECのWG1800HP2。
高速の通信規格「11ac」に対応しているのはもちろん、通信速度は1300 Mbpsまで対応しています。
ご自宅で光回線などの超高速通信の契約をされている方は、この程度のクラスを購入するのがおすすめです。
おすすめのポイント
- 1300 Mbpsの超高速無線通信が可能
- 洗練されたデザイン
- 1万円を切る高コストパフォーマンス
いかがでしたでしょうか?
予算に合わせて賢くWi-Fiルーターを購入して、快適な無線環境を作りましょう。
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