カラーマネジメントツール「Spyder 5 Pro」の使い方とレビュー 正しいモニターキャリブレーションのために
移転しました。
はじめに
写真の編集や印刷などをする方には必須のモニターキャリブレーション。
今回は、モニターキャリブレーションのためにカラーマネジメントツールを取り入れたいと考えている方向けに、Spyder 5 Proの使い方と、実際に使用した感想をお伝えしたいと思います。
Spyder 5 Proの使い方
Spyder 5 Proの使い方は非常に簡単。
使い方の流れは、こちらの公式動画が非常にわかりやすいので参考にしてください。
https://www.youtube.com/watch?v=vMmgyAVnboY
公式ホームページからソフトウェアをダウンロードしたら、ディスプレイに表示される指示通りに進めれば誰でも簡単にキャリブレーションが可能です。
実際のキャリブレーションは、こちらの写真のようにセンサーを配置して行います。
キャリブレーション自体は3分ほどで完了するので、計10分あれば全ての作業が終わります。
Spyder 5 Proのレビュー
写真を趣味にされていて、モニターのキャリブレーションをこれから始めたい、と考えている方には「間違いなく買い」だと思います。
初めてのモニターキャリブレーションは使い方が分かりにくかったり、効果が感じられない場合もありますが、Spyder 5 Proなら使い方もわかりやすく、効果もわかりやすく表示してくれます。
特に、キャリブレーション後に、キャリブレーション前後の表示を同時に出してくれるのですが、その差の大きさに誰もが驚くでしょう。
私も、キャリブレーション前後のディスプレイを見て、今までなんてひどい環境で写真を編集していたのだろう・・・と思ってしまいました。
初めてのモニターキャリブレーションのツールとして、そして他のツールを使いこなせなかった人におすすめです。
まとめ
これまでカメラやレンズにはこだわってきたけど、モニターやキャリブレーションは気にしてこなかった・・・という人は、ぜひ取り入れていただきたいツールです。
Appleの壁紙としても有名になった「青い池」を撮影したケント白石氏も、ブログにてカラーマネジメントの重要性を述べています。
カメラ、モニター、プリンターと一貫して色を管理することで、意図通りの色を印刷することができ、印刷のたびに「何か違う・・・」と感じることが無くなるでしょう。