3ヶ月で身につく!社会人のための実践的ビジネス英語勉強法をまとめて紹介する
移転しました。
【このページは2017/5/7に更新されました】
最近は、本屋に行くとビジネス英語の参考書はたくさんありますし、低価格のオンライン英会話も充実してきました。
しかし、「どの参考書が良いのか、どういった順番で取り組めば良いのか分かりにくい」と感じたことはありませんか?
私も昔は、様々な参考書に手をつけては最後まで取り組めず、結局英語が身につかないまま時間だけが過ぎていく・・・ということを繰り返していました。
その後、一念発起して色々な方にアドバイスをもらい、イチから英語の勉強法を見直し、その後約半年でTOEIC900点まで到達しました。
現在では、仕事で英語を日常的に使っていますし、海外旅行でも不自由ないほどにレベルアップしています。
英語の勉強は、やみくもに色々な教材に手を出してしまうのではなく、正しいことを、習慣的に続けることが最も重要です。
そこでこの記事では、特に、現在TOEICで500点から800点程度で、これから実践的なビジネス英語を身につけたいと考えている人に向けて、最短でビジネス英語を身につける具体的な方法を、4ステップで紹介します。
これらのステップは、決して順番にこだわる必要はなく、同時に進めてもいいですし、気になるものからはじめていただいて構いません。
あくまで私の経験に基づくものですが、多くの人のビジネス英語学習に効果があると感じています。
この記事が、皆さんのビジネス英語学習の助けになれば幸いです。
- Step1: 正しい発音・リズムを身につけ、「聴く」「話す」を強化する
- Step2: 基礎的な語彙力を身につける
- Step3: ビジネス英語のテンプレートを徹底的に叩き込む
- Step4: 英語を話す機会を「圧倒的」に増やす
- 最後に
Step1: 正しい発音・リズムを身につけ、「聴く」「話す」を強化する
正しい発音を身につける
はじめのステップでは、正しい発音・リズムを身につけて、「聴く」「話す」を強化することを目指します。
大学受験やTOEICでは、正しい発音を学ぶ機会がほとんど無いのが現状で、英語の発音がおろそかにされていますよね。
しかし、英語の正しい発音を身につけることで、より相手に伝わりやすい英語になり、自分の聴き取り能力も飛躍的に上達します。
そんな正しい発音を身につけるためにおすすめしたいのが、English Pronunciation in Useという参考書です。
語学留学の学校で使われていることの多い、英語で書かれた、発音専門の参考書です。
発音時の舌の位置や空気の出し方が図解されており、初心者でも正しい発音を一つずつ身につけることができます。
また、見開きの2ページで一つの発音を身につけられるようになっており、細切れの時間で学習できるのもポイントです。
はじめのうちは自分の発音の変化を感じられませんが、1ヶ月ほど続けると大きく上達していることに気づくはず。
その頃には、人前で話すときにも臆病にならず、自信を持って話せるようになっていますよ。
英語特有のリズムを口で覚える
正しい発音を身につけはじめたら、次は英語特有のリズムを覚えましょう。
英語には、日本語にはない抑揚・間といったリズムが存在します。
このリズムを身につけることで、英語の学習が効果的に進められるだけでなく、英語が聴き取りやすくなるというメリットがあります。
英語のリズムを覚えるには、究極の英語学習法K/H Systemという教材がおすすめです。
ややスパルタ的な内容ですが、TOEIC900点を目標とした参考書で、音をつかむ力と意味をつかむ力を劇的に伸ばすことが可能です。
一つの教材を繰り返し、繰り返し使用することで、英語特有のリズムを、身体で覚えてしまいましょう。
今では英語の発音・リズムはビジネスシーンでも使えるレベルになりましたが、最も貢献してくれたのはこの、究極の英語学習法K/H Systemです。
英語のリズムを身につけられる数少ない良著で、取り組むと確実に効果が得られます。
海外でも渡り合える実践的なビジネス英語を身につけたい方には、必須の参考書ですね。
Step2: 基礎的な語彙力を身につける
正しい発音とリズムを身につけたら、次は基礎的な語彙力を身につけましょう。
ビジネス英語特有の単語数はそれほど多くなく、大学受験レベルの単語数でカバーすることが可能です。
無理して難しいビジネス単語をたくさん覚えるのではなく、正しく発音でき、意味を使いこなせる、「自分のものにした」と言える単語を少しづつ増やしていきましょう。
このように、単語を「自分のものにする」ために私が実際に利用したのは、Duo 3.0です。
Duo 3.0は最も有名な英単語帳の一つであり、現代英語の重要単語1600語と重要熟語1000語を重複なしで560本の英文に凝縮されています。
そのため、この英文を暗記するだけで、日常・ビジネス全てのシーンに対応できます。
私のおすすめは、英文だけを読み上げるDuo3.0 復習用CDも購入し、通勤などの細切れ時間に聴き続け、可能な場所であれば発声することです。
聴き続けることで、Step1で身に付けた発音・リズムを自分のものにできるだけでなく、重要な英単語も覚えることができますので、まさに一石二鳥です。
Step3: ビジネス英語のテンプレートを徹底的に叩き込む
さて、正しい発音とリズム、基礎的な語彙力を身につけたら、ようやくビジネス英語の学習です。
日常英会話に比べ、ビジネス英語の現場は、メール・会議・プレゼンテーションなど、非常に限られています。
これらの現場でやり取りをする内容はほとんどがテンプレート化することができ、それらをマスターすればほとんどの現場で困ることはありません。
このように、ビジネス英語を、場面ごとにテンプレート化してまとめているのが即戦力がつくビジネス英会話です。
即戦力というだけあってレベルは高いのですが、個々のシーンを丁寧に反復し、発声して覚えることでビジネス英会話力が格段にあがります。
この参考書さえマスターすれば、他の参考書は不要とすら思える完成度です。
また、ビジネスメールに特化した参考書としては、英文ビジネスEメール 実例・表現1200がおすすめです。
索引もついており、シーンごとに検索することが可能なので、通常の参考書よりも実用的です。
また、本を購入すると本だけでなくWeb上でいつでもテンプレートが見られるサイトにアクセスできるようになり、職場でメールの返信をするときもいちいち本をめくる必要がありません。
Step4: 英語を話す機会を「圧倒的」に増やす
ここまでできたら、最後は英語を話す機会を圧倒的に増やしましょう。
日本の英語学習者に最も足りていないのは、英語を話す機会です。
これほどグローバル化が進んだにも関わらず、一般の人が英語を話す必要性がある機会は、ほとんど無いといっていいでしょう。
そんな私たちが英語を身につけるためには、英語を話す機会を、「圧倒的」に増やす必要があります。
そんなときに役立つのがオンライン英会話。
オンライン英会話には様々な種類がありますが、私が利用したのはネイティブキャンプ というオンライン英会話です。
他のオンライン英会話と違い、ネイティブキャンプは定額でレッスン回数無制限。
業界最大手のレアジョブ、DMM英会話は次のようなプランです。
- レアジョブ 月額17,280円(毎日2回、1回25分 )
- DMM英会話 月額11,500円(毎日3回、1回25分)
これらに比べ、ネイティブキャンプは月額4,950円で、レッスン回数が無制限なのです。
このようなサービスは、現時点ではネイティブキャンプしかありませんし、圧倒的に英語を話す機会を増やすのには最適なサービスです。
また、地味に嬉しいのがスカイプのインストールや事前予約が不要な点。
レッスンを始めたい!と思ったら、講師を選択肢、レッスンを開始するを選ぶだけ。
予約してその時間をまったり、予約時間に縛られて他の予定を変えたりといったことは必要ありません。
この気軽さもポイントですね。
7日間の無料トライアルも実施しており、なんと無料トライアル期間中も無制限に使い倒すことができます。
本来の趣旨とは変わってしまいますが、まずはこの7日間だけ使い倒して、英語を話す機会を圧倒的に増やす体験をしてみると良いでしょう。
最後に
ここまで、Step1から4までビジネス英語を身につけるための、具体的なステップについて紹介してきました。
この方法はあくまで私個人の経験ではあるものの、多くの人の学習に効果があると自負しています。
とにかく、正しい発音・リズムを覚え、英語を話す機会を圧倒的に増やすことが英語をマスターする上での最短ルートです。
この記事が、みなさんの英語学習の忘れられない一歩になることを願っています。
1年後、英語を自在に操る自分を想像してみてください。